Pasaat Variant B8には沢山の運転支援機能が備わっていますが、使用感などをまとめたいと思います。今回は特に設定しなくても有効になっており、機能するものについて取り上げます。
レーンキープアシストシステム「Lane Assist」
車線を認識し、逸脱しそうになると自動的にステアリングを補正する機能です。65km/hで有効となり、60km/h以下になると無効になります。補正のかけ方が自然で、自分でステアリングを操作したか、車に補正かけられたか一瞬分からない程です。納車時に有効となっていましたので、幹線道路や高速を走るとすぐに効果が分かります。
高速の料金所に入るところ等、車の流れと車線が合わないところでたまに変な制御をかけようとする場所があったりますが、良い運転支援機能だと思います。
レーンチェンジアシスト「Side Assist Plus」
リヤバンパーの左右に取り付けられたレーダーセンサーで後方車両をモニターし、ドライバーからみて死角エリアで車両を検知するとドアミラー内側のランプが点灯します。その時に検知方向にウインカーを出すと点滅して警告。さらに進路変更しようとするとステアリングを補正します。
大阪の(というか自分の)車間感覚で車線変更しようとすると、もうちょっと安全距離取れという感じでよく怒られます。左折時など、バイクのすり抜けでも検知して警告してくれるのはありがたいです。これもすぐに効果を感じる機能かと思います。
リヤトラフィックアラート
出庫時の後方の安全確認をサポートする機能ですが、ヨーロッパ車ならではの機能かなと思います。日本では後ろ向き駐車が一般的ですが、あちらでは前向き駐車が一般的かと思いますので、出庫時に後ろを確認する機能が重要なんだろうと思います。
パークディスタンスコントロール
まだ自分自身では確認しきれてないのですが、車庫入れで前に壁があって後退しながら右折で入れる場合等、特に左前を擦ったりしないだろうかと気になるのですが、この場合も効くのかが気になっています。進行方向に障害物が近づいた場合は機能するのはわかっているのですが・・・