Passat Variant B8に備わっている燃費向上機能(アイドリングストップ、気筒休止、コースティングモード)について
アイドリングストップ
アイドリングストップですが、完全に停車する前にエンジン停止し、前車がいる場合、動き出したらエンジンスタートするような制御になっています。
Golf7 Variantのときは、停止時にブレーキを深く踏み込むとアイドリングストップ、オートホールド併用して、停止する瞬間にブレーキ解除するとアイドリングストップせずに停車という使い分けができたのですが、パサートではこれは出来ないようです。
アイドリングストップからの復帰・発進は、ゴルフよりはスムーズになったように思いますが、発進ショックがまだまだ気になりますので、頻繁に発進停止を繰り返す場合はアイドリングストップをOffにしてしまいます。
気筒休止
アクセルオフもしくは少ししか踏んで無いなど負荷が軽い時に発動します。4気筒のうち2気筒を休止させるもの。高速道路で100km巡行していても発動します。
このモードで巡行すると、スタート燃費がぐんぐん伸びます。
休止される気筒は常に真ん中2気筒なのでしょうか…
コースティング走行
パサートでは、シフトレバー横のスイッチで走行モード(ドライビングプロファイル)を切り替えることができます。通常/エコ/スポーツ/カスタムの4種類あります。
エコにすると、コースティングが有効になり、アクセルオフするとコースティングで慣性走行します。いわゆるニュートラルでの走行となります。運転状況により気筒休止かコースティングかを細かく制御しているようです。結構めまぐるしく変わります。
コースティングからアクセル踏んで復帰するときですが、緩やかに加速する場合は良いのですが、しっかり加速したい場合、加速が始まるまで一瞬間が空く感じがします。クラッチ繋ぐまでの時間をラグとして感じるのでしょう。燃費改善にはかなり効きそうですが、市街地走行、特に渋滞だと頻繁にクラッチを繋ぐことになるので避けた方がいいのかもしれません。